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フローリングのべたつきお手入れ方法|きれいに長持ちさせるコツ

「フローリングの床がくべたつく…」そんな経験はありませんか?一般のご家庭はもちろん、飲食店や商業施設など多くの人が出入りする空間では、湿気や皮脂汚れ、ワックスの劣化が原因で、床のべたつきが目立ちやすくなります。

そこで本記事では、べたつきの原因と対策、日々のお手入れ方法に加えて、ワックス不要で清掃の手間を大幅に軽減できる「SPCフローリング」の魅力について詳しくご紹介します。

フローリングのべたつき|気になる原因とは

ここでは、フローリングのべたつきが発生する原因について解説します。住宅や店舗施設物件など幅広い場所に該当するので、ぜひ参考にしてみてください。

湿気

湿度が高い環境ではフローリングが空気中の水分を吸収しやすくなり、表面にべたつきが生じることがあります。とくに梅雨時期で結露が発生しやすい場所、空調管理が難しくなりがちな施設では要注意です。

湿気は床材の変形やカビの原因にもなるため、定期的な換気や除湿で対策しましょう。

料理の油・皮脂汚れ

キッチンや飲食店、フードコートでは調理中の油や蒸気が床に付着しやすく、時間とともにべたつきの原因になってしまいます。またプールや温浴施設等では、足裏の皮脂の蓄積もべたつきやすくなります。

こういった油脂汚れは通常の掃除だと落としきれないため、設計段階から内装計画での注意が必要です。

ワックスの劣化

フローリングのワックスが劣化すると見た目がくすむだけでなく、表面がべたつく原因にもなります。とくに人通りの多い商業施設や店舗では摩耗が激しく、古いワックスが汚れと混ざりべたつきを引き起こすことがあります。

そのためメンテナンス頻度の見直しや、ワックスフリー素材への切り替えも検討しましょう。

カビ菌汚れ

湿気や汚れが蓄積した環境では目に見えないカビ菌が発生し、べたつきや異臭の原因になることがあります。たとえば飲食店やトイレ付近など、湿度が高く清掃が行き届きにくいエリアでは注意が必要です。

カビ菌は健康被害にもつながるため、できるだけ抗菌対策を取り入れるのがおすすめです。

フローリングのべたつきを防ぐ方法

ここでは、フローリングのべたつきを防ぐ方法についてご紹介します。

こまめに換気する

フローリングのべたつきは室内の湿気や空気中の汚れが原因で発生することが多いため、こまめな換気が非常に効果的です。

住宅はもちろん店舗や施設でも、定期的に窓を開けたり換気扇を活用することで、湿度の上昇や汚れの滞留を防げます。エアコンだけに頼らず、開口部からの自然な空気の入れ替えも重要です。

ホコリやゴミを取り除く

床にたまったホコリやゴミは、皮脂や湿気と混ざると粘り気のある汚れに変化します。これを防ぐためには、毎日の掃き掃除や掃除機が欠かせません。

とくに商業施設では人の往来により目に見えない汚れも多くなるため、注意が必要です。清掃を徹底することで、清潔な床を長く維持できます。

洗剤・重曹水・アルカリ電解水等で掃除する

フローリングのべたつきが気になる場合は、水拭きだけでなく中性洗剤や重曹水、アルカリ電解水などを使った定期的な拭き掃除が効果的です。

油汚れや皮脂にはアルカリ性の洗浄成分が有効で、飲食店や施設内の共用スペースにも適しています。清掃後は、二度拭きして洗剤残りを防ぐことも大切です。

ワックスをかける

塩ビや木製フローリングなどの保護と光沢維持のためにワックスがけすることで汚れの付着を防ぎやすくなり、べたつきも軽減できます。ただしワックスの劣化は逆にべたつきの原因になるため、定期的なメンテナンスと再塗布が必要です。SPCフローリングはワックス不要です。

とくに人通りの多い施設では施工スケジュールを管理し、常に清潔で美しい状態を保ちましょう。また必要に応じて、ワックスフリーの床材を選ぶ方法もおすすめです。

「SPCフローリング」を選ぶ

近年注目されているSPCフローリングは、ワックス不要でべたつきにくい表面加工が施されており、メンテナンス性に優れています。

高い耐水性・耐摩耗性を持つため、住宅はもちろん飲食店や商業施設、医療・介護施設などでも導入が進んでいます。初期投資以上に、長期的な衛生管理とコスト削減に貢献できるのが特徴です。

べたつき対策におすすめ「SPCフローリング」とは|メリットや特徴

ここでは「SPCフローリング」のメリットや特徴について解説します。フローリングのべたつきを根本的に抑える建材としておすすめなので、ぜひ導入してみてください。

ワックスが不要

表面に耐久性の高いUVコーティングが施されているため、SPCフローリングはワックスがけが不要です。これにより、日々のメンテナンスが圧倒的にラクになります。

またワックス劣化によるべたつきやムラが起こらず、清掃コストの削減にも効果的です。とくに面積が広い店舗施設系の物件では、大きなメリットとなります。

防水性・防湿性が高い

SPCフローリングは水に強く、吸水しにくい構造が特徴です。湿気や液体が染み込みにくいため、キッチンや洗面所、飲食店舗、商業施設の出入口など、水回りに近い場所でも安心して使用できます。

べたつきや床材の変形を防ぎ、長く美しい状態をキープしたい場合に適しています。

抗菌・防カビ作用がある

抗菌・防カビ仕様のSPCフローリング製品は、カビや雑菌の繁殖を抑えるのに適しています。湿気がこもりやすい店舗のバックヤードや、衛生管理が求められる医療・介護施設への採用がおすすめです。

衛生的な床環境を保つことで、清掃業務の負担軽減にもつながります。

クリック式施工で設置が簡単

SPCフローリングは「クリック式」と呼ばれる接合方式により、工具を使わずにパネル同士をはめ込むだけで設置が可能です。

短期間で施工できるため、店舗や施設のリニューアル時にも適しています。休業期間を設けずに施工可能なケースもあり、工期短縮によるコストメリットがあります。

石灰石等が主原料で地球にやさしい

SPCフローリングは、石灰石などの天然素材を主原料とした環境配慮型の床材です。再生可能な資源を活用しているため製造時の有害物質排出が少なく、持続可能な内装材として注目されています。

最近では住宅だけでなく、商業施設や公共施設でも環境対策の一環として採用が進んでいます。

デザインの種類が豊富

SPCフローリングは表面シートのデザインバリエーションが豊富で、木目調、石目調、コンクリート調など多彩な表現が可能です。

商業施設のブランドイメージやコンセプトに合わせた内装設計がしやすく、空間の質を高める床材としても高く評価されています。

SPCフローリングの活用事例

ここでは、SPCフローリングの活用に適している設置場所をご紹介します。とくに店舗施設物件ではメンテナンスのしやすさが決め手となりやすいため、ぜひ参考にしてみてください。

飲食店のホール

飲食店のホールやキッチン周辺は、油や水分が床に付着しやすく汚れやすい環境です。

SPCフローリングは高い防水性と防汚性を備えており、ワックスが不要なため清掃やメンテナンスもスムーズです。滑りにくい加工が施されているため、スタッフの安全性を確保しながら美観も長く維持できます。

ジム・プールサイド

ジムやプールサイドなどのスポーツ施設は水気や汗による湿気が床に残りやすく、べたつきやカビの発生リスクがあります。

しかしSPCフローリングは防水性と耐湿性に優れ、表面に抗菌・防カビ加工が施されているため、衛生面でも安心です。滑りにくく、利用者の安全性にも配慮された床材として活用されています。

医療・介護施設

医療・介護施設では、清潔で安全な床環境の維持が求められます。SPCフローリングは抗菌性に優れており薬品や水分にも強いため、頻繁な清掃が必要な環境にも適しています。

また表面が滑りにくいため転倒リスクの低減にも貢献でき、施設の衛生管理や安全性の向上に役立つ床材です。

オフィス

オフィス空間では、デザイン性と機能性の両立が求められます。SPCフローリングは、豊富なデザインバリエーションによりスタイリッシュな内装演出が可能です。

さらに耐久性にも優れているため、多くの人が出入りする共有スペースにも適しています。メンテナンスが簡単で、清掃コストの削減にもつながります。

まとめ

フローリングのべたつきは、湿気や油汚れ、ワックスの劣化などが原因で発生し、衛生面や美観を損ねます。日々の換気や掃除、適切なメンテナンスで対策は可能ですが、根本的な解決にはワックス不要で防水・防汚性に優れたSPCフローリングの導入がおすすめです。

高い耐久性と抗菌性を備え、飲食店や医療施設、オフィスなど多様な空間に適応可能です。機能性とデザイン性を両立できる次世代の床材として、ぜひご検討ください。

「Lapixia(ラピシア)」は、従来のフローリングにはない高性能なSPCフローリングブランドです。天然資源である石灰石を主原料とすることにより、地球にやさしい製品となっています。

そして、最先端の高分子配合により、100%防水、耐摩耗、防滑性、耐汚性、寸法安定性といった高機能が実現しました。またそれだけでなく美しいデザインも魅力で、下記のシリーズを展開しています。詳しくは、各ページをご覧ください。

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